LayerX エンジニアブログ

LayerX の エンジニアブログです。

フロントエンドカンファレンス北海道2024にゴールドスポンサーとして協賛します & 2名登壇します! #frontendo

LayerX は、フロントエンドカンファレンス北海道2024にゴールドスポンサーとして協賛します。 また、LayerX のソフトウェアエンジニアが2名が登壇を予定しています。 フロントエンドカンファレンス北海道2024 とは 2024年8月24日(土)に北海道札幌市で開催…

バクラクのデータセットを用いた項目領域推定とレイアウト情報の重要性

こんにちは。機械学習エンジニアの上川です。本記事では、バクラクのデータを用いて書類上の項目領域を推定する物体検出モデルを構築し、項目領域の推定におけるレイアウト情報の重要性について考察を行ったので、その紹介をします。 AI-OCRにおけるレイアウ…

LLMを活用した機械学習モデルのアノテーション効率化

機械学習エンジニアの吉田です。今回は、LLM (Large Language Models) を活用して、機械学習モデルに必要なデータのアノテーション作業を効率化する取り組みについて紹介します。 なお、アノテーションにおけるLLMの利用に関しては、クラウドベンダー各社及…

数字を意識せよ! 数字を見る as 品質を実現している話

自己紹介 LayerX Fintech事業部のきむ(@jkcomment)です。 現在はFintech事業部にて、デジタル証券で資産運用ができる個人向け投資サービス「ALTERNA(オルタナ)」を開発しています。 最近ランニングを始めました。 10月に大会出る予定ですが、暑すぎてお家…

金融庁のサイバーセキュリティに関するガイドラインを読んだ話

LayerX Fintech事業部*1で、セキュリティ、インフラ、情シス、ヘルプデスク、ガバナンス・コンプラエンジニアリングなど色々やってる @ken5scal です。 今日はFintech事業部らしく、金融庁が意見募集をしていた「金融分野におけるサイバーセキュリティに関す…

SRE NEXT 2024のSILVERスポンサーとして協賛 & 1名登壇します #srenext

こんにちは!バクラク事業部Platform Engineering部DevOpsグループの id:sadayoshi_tada です。 LayerXは2024/08/03(土)から開催されるSRE NEXT 2024にSILVERスポンサーとして協賛します。また、メンバー1 名がパネルディスカッションに登壇します。 sre-nex…

経費科目推薦機能の機械学習アークテクチャ #ベッテク月間

こんにちは。 LayerXのバクラク事業部 機械学習チームのテックリードを務めております機械学習エンジニアの島越(@nt_4o54)です。 7月はLayerXのエンジニアブログがたくさん出る#ベッテク月間です。LayerXの行動指針の一つである「Bet Technology」を略して…

本番同様のデータを扱えるdbtテスト環境をBigQueryで構築する方法 #ベッテク月間

こんにちは!バクラク事業部 機械学習・データ部 データチームの@TrsNiumです。 弊社では、Google CloudのBigQuery上にデータ基盤を構築しています。BigQuery上に構築したデータ基盤は、dbt (Data Build Tool) を用いてELTします。ELTとは、Extract(抽出)…

dbt-snowflakeでSingle Sign-Onを使用する際にウェブブラウザのタブが大量に開かれる問題を解決する #ベッテク月間

今回の記事は、dbt-snowflakeでSingle Sign-Onを使用する際にウェブブラウザのタブが大量に開かれる問題と解決策を提示します。最初に、前提知識となる、dbt-snowflakeとdbt-snowflakeで使用するSingle Sign-Onについて説明します。その後、課題と解決策につ…

【開発生産性Conference 2024】バクラクビジネスカード開発チームのコードレビューガイドラインを公開します #ベッテク月間

こんにちは。 LayerX バクラク事業部 バクラクビジネスカード開発チームEMの 高江(@shnjtk)です。 今回の記事では、先日開催された開発生産性Conference 2024にて私の登壇の中でご紹介したコードレビューガイドラインについて、登壇の中ではご紹介しきれな…

LayerX Fintech事業部エンジニアの「領域横断な働き方」

自己紹介 LayerXの Etaro ( @etaroid )です。 現在はFintech事業部にて、デジタル証券で資産運用ができる個人向け投資サービス「ALTERNA(オルタナ)」を開発しています。 好きなONE PIECEのキャラは、ハグワール・D・サウロです。 Fintech事業部とALTERNAと…

SnowflakeにCOPY INTOでバルクロードする際のポイント #ベッテク月間

Amazon S3 / Google Cloud Storage にある大量・巨大なファイルを COPY INTO で Snowflake へデータロードする際に押さえておくべきポイントを備忘録的に記しておきます。 前提となるデータロード 以下のようなユースケースにおけるCOPY INTO の利用を想定し…

Snowpipe StreamingとAmazon Data Firehoseを使用してSnowflakeにストリームデータをロードする #ベッテク月間

今回の記事では、Snowpipe StreamingとAmazon Data Firehoseを使用して、Snowflakeへストリームデータをロードする方法を紹介します。最初に、Snowpipe StreamingとAmazon Data Firehoseに関して基礎的な説明を行います。その後、Snowpipe StreamingとAmazon…

TSKaigi 2024で型とパフォーマンスについて発表しました (アーカイブ動画・VSCode拡張あり) #ベッテク月間

こんにちは、すべての型をバクソクにしたいypresto (プレスト) です。 バクラク請求書受取の開発チームのエンジニアをしています。LayerXには1月に入社しまして、初のブログです。 ベッテク月間の7月11日32時の投稿となります。 5月11日の話になりますが、TS…

Google Workspace でも Microsoft Entra ID の PIM で Just-in-Time Access (Terraform 設定つき) #ベッテク月間

すべての経済活動を、デジタル化するために、すべての業務活動を、デジタル化したいコーポレートエンジニアリング室の @yuya-takeyama です。 週末は Festival Fruezinho という音楽フェスに参加し、アルゼンチンの音響派フォークシンガー・Juana Molina を…

バクラク事業部の入社時研修でプロダクト組織理解というコンテンツを実施しました #ベッテク月間

こんにちは、すべての経済活動をデジタル化し、圧倒的に使いやすいプロダクトを届け、働くをラクにしたいmakogaです。 今回は私が所属しているバクラク事業部の入社時研修でプロダクト組織理解というコンテンツを実施した話です。LayerXの行動指針にはBet Te…

MDM のコーポレートシステム部門で働いてスキルセットが変わってきた話

LayerX Fintech事業部 (※) の piroshi です。※ 三井物産デジタル・アセットマネジメント (MDM) に出向しています。 入社から 9ヶ月が経ちました。現職では業務領域がだいぶ広がったな〜と感じたので、その点についてササッと振り返ってみたいと思います。 業務…

Be Animalに金融サービスを1年で作る ~僕たちのサービス立ち上げ1年戦争~ #ベッテク月間

こんにちは!Fintech事業部でVPoEをしています @takochuu です。 仕事の傍ら、インターネットウォッチをして保護猫を3匹育てています。(保護猫はいいぞ) 先日社内でインタビューしてもらったのでよろしければ読んでみてください。 note.layerx.co.jp 今回は…

Don’t Use Passwords in Your Snowflake Account

『Don't Use Passwords in Your Snowflake Account』というタイトルで、Snowflakeのアカウントレベルでパスワード認証を禁止する方法を紹介します。

開発者が安心して実行可能なSQL実行基盤の導入と運用 #ベッテク月間

こんにちは!バクラク事業部 Platform Engineering 部 DevOps チームの id:sadayoshi_tadaです。 7月はエンジニアブログがたくさん出る #ベッテク月間です。今後も記事が出ますので、どんな記事がでるのかこちらのカレンダーからよければチェックしてみてく…

LLM時代のデータ基盤 : 非構造化データを扱うETLプロセスの重要性 #ベッテク月間

こんにちは!LayerXのバクラク事業で機械学習・データ周りを担当しております、たかぎわ (@shun_tak) と申します。 みなさま、ChatGPTの登場に衝撃を受け、これを日々の生活やビジネスに活用されていることかと思います。わたしも社内でChatGPT活用の勉強会…

生産性とガバナンスを両立したグループ管理のため、SmartHR上の属性情報を元に擬似的なABACシステムを構築した話 #ベッテク月間

すべての経済活動を、デジタル化するために、すべての業務活動を、デジタル化したいコーポレートエンジニアリング室の @yuya-takeyama です。 7月はBet Technology Monthということでブログがたくさん出てくる月です。 そして7月といえば、第二四半期の始ま…

SIEMからデータ基盤へ - Amazon Security Lakeを試してる話

LayerX Fintech事業部*1ので、ガバナンス・コンプラエンジニアリングをしている @ken5scal です。 はじめに 本ブログは、以前執筆した「SIEMの限界」から「データ基盤への道」への具体的な取り組み、いわば試行錯誤の途中経過をお伝えするものです。今後も継…

今LayerXのバクラク事業部 機械学習グループに入るべき理由(2024年版)

すべての経済活動を、デジタル化したい松村(@yu-ya4)です。LayerXのバクラク事業部機械学習グループにおいて機械学習エンジニア兼マネージャーを務めています。 先日、代表の福島(@fukkyy)が以下のnoteを公開しました。LayerXの発信を見てくださっている社外…

バクラクのAI-OCRが扱う問題の複雑さ

こんにちは。 LayerXのバクラク事業部 機械学習チームのテックリードを務めております機械学習エンジニアの島越(@nt_4o54)です。 最近、カジュアル面談や学会などで「AI-OCRってもうほぼ完成で、運用フェーズですよね」「やることあるんですか?」など頻繁…

機械学習とビジネスゴールのはざまで

機械学習をプロダクトに取り入れて磨き上げているいるみなさん。機械学習モデルのオフライン評価とビジネス上のKPIとを近づける難しさを感じてませんか? はじめに 深澤 (@qluto) です。 LayerXという会社で、経理業務をはじめとした業務支援を行うバクラク…

Document Layout Analysisに物体検出を利用したDocument Object Detectionのすゝめ

はじめに こんにちは。バクラク事業部 機械学習チームの機械学習エンジニアの上川(@kamikawa)です。 バクラクではAI-OCRという機能を用いて、請求書や領収書をはじめとする書類にOCRを実行し、書類日付や支払い金額などの項目内容をサジェストすることで、お…

開発生産性Conference 2024にシルバースポンサーとして協賛 & 1名登壇します

こんにちは!すべての経済活動を、デジタル化したい Engineering Officeの @serima です。 LayerXは2024/06/28から開催される開発生産性Conference 2024にシルバースポンサーとして協賛し、ブース出展を行います。また、バクラク事業部のエンジニアリングマ…

データカタログにConnected SheetsやLooker Studioの情報を取り込んでレポートのデータソースを追跡する

はじめに こんにちは!バクラク事業部 機械学習・データ部 データチームの@TrsNiumです。 弊社では、データの意味やデータの質、データの利活用を一元的に管理することを目的として、データカタログソリューションの一種であるOpenMetadataを導入しました。O…

TensorRTとTriton Inference Serverで推論サーバの性能を劇的に改善し本番導入した話

機械学習エンジニアの吉田です。前回は NVIDIA Triton Inference Server の性能を検証した話を書きましたが今回はその続編となります。 tech.layerx.co.jp 前回の記事以降も継続してTriton Inference Serverの検証を重ねた結果、推論サーバの性能を大幅に改…