LayerX エンジニアブログ

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Product Engineering Managerの募集をスタートしました

こんにちは。松本(@y_matsuwitter)です。 最近はひたすら干し芋を齧っています。

昨日、新たにProduct Engineering Managerという、Engineering Managementに加えてProductも一体的に見ていくべくセットしたポジションについて募集を開始しました。 今回はこのポジションの募集に関して、将来を見越して何を狙っているのか簡単に書かせていただこうと思います。

herp.careers

Engineering Managementの重要性

様々な企業でEngineering Manager(以下EM)が募集される様になって久しいと思います。 開発組織のPeople Managementに責務を持って行動することがEMの主たる責務となります。 その延長としてのVPoEについて、以下の記事で書かせていただいています。

tech.gunosy.io

この記事から引用すると、

メンバーの採用から育成、組織形態の設計を通じて、人の生産性とその成長を最大化する。

とあります。

しかし、ここまで様々な組織や取り組みを経験する中で世の中とはPeople Managementに閉じて何かが完結するわけでもなく、結局の所良いプロダクトが生まれなければ片手落ちとなってしまいます。 そうした思いもあり、またLayerXの未来を考えた時に、EMの役割について単にPeople Managementに閉じる以上の形を明示したいということから今回の募集がスタートしました。

プロダクトやソフトウェアと組織は一体、それをデザインする

具体的にその役割とはなにか。 それは「プロダクト、ソフトウェアと組織を表裏一体のものとして設計・運営する」というものになります。

その根底には、プロダクトやソフトウェアの設計は組織構造と密接に関わっている、というコンウェイの法則的な考え方から来ています。 (コンウェイの法則やそれと関連したアーキテクチャの考え方についてはこちらを読んでいただければと。)

note.com

組織に責務を持つこととプロダクトに責務を持つことは密接な関係にあるといえます。

こうした考えを元にすると、将来に渡ってスケールするプロダクトを目指すにはスケールできる組織が一体となって設計されている必要があります。

もっと具体的に考えてみましょう。 そのプロダクトが将来成長していく際に十分なスピードを担保するためには、どのように内部のソフトウェアとその責務が分割されていき、それに対してどのようなチームが存在しているべきか考慮せねばなりません。 例えば、3年後には複数のサービスに分割しある程度マイクロサービス的な方針を取る場合、それに沿った開発チームが必要となります。

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組織とソフトウェアの成長

とすると、

  • 将来に向けて開発チームのリーダーをどうするか
  • 内部にはどのようなメンバーが必要か
  • チーム間はどのように連携するか
  • ソフトウェア間はどのように連携するか
  • ...etc

など様々なことを設計していくことになります。

より良いプロダクトに向けてはEMもプロダクト設計に積極的に関与し、People managementの外側にも関わりながら組織・プロダクトの双方設計が必要です。

Engineering Managementを軸足にしつつも、Product ManagerかつTechLeadである榎本(@mosa_siru)と連携しプロダクトの意思決定をしていくポジション、それがProduct Engineering Managerという名前に込められた我々の思いです。

人・組織をうまく設計しながらプロダクト開発とその意思決定過程を支えていくことが長期的に「すべての経済活動を、デジタル化する」ために求められています。

どんな方に来ていただきたいのか

PEMについては、我々もこれから在り方を明確化していこうということで、ともに学び、試しながら在り方を作っていける方を探しております。 とにかくプロダクトが好き、成長させたい、そしてその根幹、重要なものは人であると確信している方であれば楽しんでいただけるポジションです。

求めるスキル・経験については募集にも書かせていただいていますが、下記のようになっています。

  • 「チーム成果の最大化」「アウトカムの最大化」を目的とした開発チーム運営並びにそのための意思決定を行った経験
  • 一定規模(5〜10人)以上の開発チームに対する複数年以上のPM・EM等としてのマネジメント経験のある方
  • スクラムやアジャイルな開発プロセスの推進経験
  • 数年に渡るプロダクトの運用・改善経験
  • ソフトウェアエンジニアとしての業務における開発経験と知識
  • 日本語にてコミュニケーションが可能なこと / Native-like fluency in Japanese

ぜひ、一緒にソフトウェアと組織をともに設計する開発組織に挑戦してみませんか? カジュアルな面談含め、皆様からのご連絡お待ちしております。

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