
こんにちは。バクラク事業部BizOps部データグループのJagaです。
2026年1月にLayerXに入社し、最初のミッションとしてData Enablingチームの立ち上げ*1を担当してきました。1ヶ月が経ってチームの方向性が見えてきたので、考えてきたことや取り組んできたことを紹介します。
LayerXのデータ活用の「今」
バクラク事業部では、プロダクトの利用ログ、営業やカスタマーサポートのデータなど、日々多様なデータが蓄積されています。データ基盤の整備も進んでおり、分析環境はある程度整ってきたと言えそうです。
また、LayerXは行動指針に「Bet AI」を掲げており、全社的にAI活用が盛んです。セールスやコーポレート部門のメンバーがClaude Codeを活用してデータ分析を行ったり、業務を効率化するような事例も珍しくありません。
一方で、課題もあります。「データ基盤と各部門の橋渡し」が、まだまだ弱いということです。入社前から課題感はうっすら把握していましたが、実際にヒアリングや調査を進める中で、その実態がより鮮明になりました。
- ユーザーやAIエージェントが理解しやすいデータモデルやメタデータの整備が追いついていない
- 各部門がデータ活用を仕組み化したいとき、どう設計・運用すべきかを手厚くサポートできる体制がない
整ったデータ基盤はある。AIを活用するカルチャーもある。でも、両者をつなぐ部分が足りていない。この間を埋めるのが、Data Enablingチームです。

Data Enablingチームが目指すもの
私たちのミッションは、「各部門とともにデータを事業価値に変え、組織全体の成果創出を加速する」 ことです。
ここで大事なのは「各部門とともに」という部分です。
Data Enablingチームは、単にデータ基盤を提供するだけのチームではありません。各部門に深く入り込み、共に課題を発見し、共に解決策を創り上げるパートナーでありたいと思っています。真のEnablingは、各部門との密な連携と信頼関係なくしては成り立たないはずです。

そして、その先に見据えているのは、「データを見に行く」ではなく「データが語りかけてくる」世界 です。

ユーザーが自らダッシュボードを開いたり、SQLを書いて分析したり、AIに問い合わせたりするのではなく、AIが業務の文脈を理解し、必要なタイミングで必要な示唆を届けてくれる。一朝一夕に実現できるものではありませんが、現場との信頼関係を築きながら、着実に近づいていきたいと思っています。
現在取り組んでいること
中長期のロードマップ整理や採用活動などと並行して、すでにいくつかの取り組みを始めています。
各部門への提案・協働
「サポートします」という受け身のスタンスではなく、各部門にDeep Diveし、施策の提案から仕組み化までやりきることを目標に動き始めています。現在はインサイドセールス部門を中心に生産性改善に取り組んでおり、分析ツールをAIで素早く作って議論を前に進めるなど、スピード感を持って進めています。
データモデルの設計・整備
データモデルの設計思想を言語化し、ヒアリングで得た知見をもとに重要度の高いモデルから整備を進めています。
どちらもまだ大きな成果が出せたとは言えませんが、各部門との対話の中で少しずつ手応えを感じ始めています。
一緒に働く仲間を募集しています
Data Enablingチームの立ち上げに伴い、一緒にこの挑戦に取り組んでくれるアナリティクスエンジニアの募集を新たに開始しました。*2
アナリティクスエンジニアとしての経験がある方はもちろん、データアナリストとして現場に深く関わってきた方にもぜひ応募いただきたいと思っています。
「分析する側」から「分析できる仕組みを作る側」へ。現場の業務や意思決定を肌で理解しているからこそ、どんな形でデータを届ければ行動につながるかがわかる。その経験が、AI時代のデータ活用体制づくりに必ず活きる。私自身がデータアナリストからの転向組だからこそ、そう確信しています。
最後に、このポジションの魅力を3つ紹介させてください。

1. データが「使われ続ける状態」を設計する面白さ
ダッシュボードを作って終わりではなく、データが自然に意思決定に組み込まれる構造をつくる。その成果が事業に反映される瞬間に立ち会えます。
2. 現場と並走しながら「型」をつくる面白さ
各部門に深く入り込み、データ活用の「型」を現場発で育てていく。立ち上げ期だからこそできる経験です。
3. AI前提の意思決定設計に関わる面白さ
「データをどう整備すれば、AIが誤解せず、適切に判断を支援できるか」という問いに向き合います。業務理解とAI活用の視点を組み合わせて、意思決定の仕組み全体を設計できます。
まだ形になっていないからこそ面白い。データ活用の次の景色を、一緒に描きませんか?少しでも興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にご連絡ください…!
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