バクラク請求書発行 エンジニアリングマネージャーの菊池 (@kichion)です。
LayerX は、TSKaigi 2024にゴールドスポンサー&ブーススポンサーとして協賛します。
また、LayerXのソフトウェアエンドエンジニア 田中 (@ypresto)の登壇を予定しています。
- タイトル:TypeScriptと型のパフォーマンス
- TypeScriptではそのチューリング完全な型計算能力を使って、ライブラリの利用者に高度な開発者体験を提供することができます。React、MUI、react-hook-formなどの、ジェネリクスを多用した型定義が、その最たる例です。
- 一方で型パズルや黒魔術などと呼ばれるこの技法は、使い方によってはエディタがフリーズするほどの負荷がかかり、開発者体験を損ねることもある諸刃の剣です。過剰な計算が発生するシチュエーションの実例を、tscの動作とデバッグ方法を交えて紹介します。
- 日時:2024/05/11 13:20~13:50
- 場所:トラック2 セッション
その他、スポンサーセッションのLTではLayerXのソフトウェアエンジニア 松本による「エンジニアの技術的な意思決定を支えるADR - LayerXの活用事例」というテーマで登壇いたします。
※ 他のセッションについては公式サイト タイムテーブルをご確認ください。
TSKaigiについて
TSKaigi は、今回が初開催となる日本最大級のTypeScriptをテーマとした技術カンファレンスです。オフラインイベントが少なくなり会場に集まる機会が失われていましたが、COVID-19が落ち着いた今だからこそ蓄積されたノウハウを共有する場を設け、生き生きとTSエンジニアが働ける世界を目指して開催されます。
※TSKaigi 2024 公式サイトより
公式ブログ / 公式 X @tskaigi
※詳細は公式サイトおよび公式Xをご覧ください!
協賛の背景
わたしたちは技術コミュニティから日々たくさんの技術的な知見を頂いたり、実際にOSSとして活用させて頂いています。 LayerXの掲げる行動指針である「Bet Technology」や「徳」の観点からも技術コミュニティから一方的に恩恵を受けるだけでなく、技術コミュニティへの貢献を継続して行っています。
LayerXのバクラク事業部では、フロントエンドVisionとして「バクラクに関わるユーザ・開発者をフロントエンド環境の進化でもっとラクに、もっと快適に、もっとワクワクする体験を」届けようと日夜取り組んでおります。
フロントエンドに留まることなく利用されるTypeScriptに関する知見を共有し、技術コミュニティに貢献することで、LayerXのバクラクフロントエンドのVisionを社内に留まること無く広く実現する一助となればと考えています。
ブースについて
今回のTSKaigiに向け、展示ブースの準備も重ねてきました。
ブースでは、普段あまり直接お見せすることができないバクラクの「本物のADR」を特別にお見せしちゃいます! 当社エンジニアも何名かブースに常駐しておりますので、お気軽にお声がけください!
皆さんのご来場を心からお待ちしています!
ADRとは
ADR は Architecture Decision Record の略で、技術や設計の選択を迫られた際に、なぜその技術・設計を用いるのか、という意思決定を背景情報や比較した選択肢の優劣を記録し、選択の理由を説明した文書です。基本的には選定のコンテキストのみで、実装方式などは別途Design Docに記録します。
ADRは「スナップショット」です。意思決定後に更新されることはなく、改めて選定しなおすときは、新しいADRを記録します。これは、いつどういった背景で意思決定したのかを記録することで、過去を振り返り、現在の選択を見直すためです。
バクラクの技術戦略
LayerX(バクラク)の開発組織は、「チームトポロジー」を参考に、5つのプロダクトチームとそれを支える5つの横断チームで構成されています。また価値の提供スピードを速くするために、トップダウンでのアプローチのみには頼らず、それぞれのチーム・メンバーが主体的に技術的な意思決定を行う方針を採っています。意思決定の背景や過程、なぜ今それに取り組んでいるのかといったコンテキスト・ログを残すことは、性質の異なるチーム間での知見のスムーズな共有だけでなく、レビュー・キャッチアップコストの削減や品質向上にも寄与しています。
TSKaigi 2024 After Talkの開催!!
TSKaigi 2024 After Talkとして、LayerXがTSKaigi公認のサブイベントを開催いたします!
詳細は 間もなくconnpassページで公開します!
公開次第、公式Xでもアナウンスします。
https://twitter.com/LayerX_tech
興味ある方は 6/4の予定を空けてお待ち頂けると…!