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DEIM2024(第16回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム)にプラチナスポンサーとして協賛します

バクラク事業部 機械学習グループのマネージャーを務めております機械学習エンジニアの松村(@yu-ya4)です。LayerXは、DEIM2024(第16回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム)にプラチナスポンサーとして協賛いたします。

DEIM2024 バーチャル背景

また、技術報告としてバクラク事業のAI-OCR機能やAI・LLM事業における取り組みなど、LayerXにおけるAI・機械学習技術の活用事例についての発表や、DBSJ学生企画における登壇も予定しております。さらに、現地開催となる4、5日目は私を含む数名のメンバーで会場を訪れ、データベース界隈の皆様との交流を深めさせていただければと思っておりますので、何卒よろしくお願い致します。

DEIM2024概要

DEIM(データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム)は、コンピュータサイエンスに関する幅広い研究トピックについての議論・意見交換を目的として開催される研究会です。検索や推薦、画像認識や自然言語処理といった特定の技術領域を切り口としたテーマのものから、医療や教育など特定のドメインに関するもの、SNS上のデータや地理データなど特定の性質のデータに関するものなど様々なテーマについての研究が発表されます。

例年合宿形式で行われており、異なる研究領域の方どうしや、学生・研究者・企業の開発者など異なる背景の人たちどうしがざっくばらんに交流できるというのがDEIMの大きな魅力の一つですが、昨今の情勢を鑑みて2020年から2022年にかけては完全オンラインの形式にて開催されていました。一方で昨年のDEIM2023からは withコロナ時代の新たな試みとして「直列ハイブリッド形式」での開催が行われております。直列ハイブリッド形式とは、一般発表(1日目〜3日目)をオンラインで行い、4日目と5日目はオフライン会場に集まってチュートリアルやポスター発表を中心としたネットワーキングイベントを行うものです。

協賛の背景

LayerXでは、広くAI・機械学習技術を活用しつつ事業を進めています。バクラク事業部ではAI-OCRをはじめとしてAIを利用した機能を体験のコアとして持つ「バクラク請求書」や「バクラク経費精算」など複数のサービスを開発、運用をしています。AI・LLM事業部では、LLMの特性を活かした文書処理のプロダクトの開発を進めています。

また、我々LayerX の掲げる行動指針である「Bet Technology」や「徳」の観点から、アカデミアやOSSコントリビューターの成果から一方的に恩恵を受けるだけでなく、アカデミアや技術コミュニティへの貢献を継続して行っていきたいと考えています。

行動指針

その上で、国内でも最大級の規模でアカデミアや企業の学生、研究者、開発者など様々な背景の方が集まり、幅広いトピックについて研究発表、議論、交流がなされるDEIMへと貢献することは、同様に様々な背景のメンバーが集まって幅広い技術領域における開発を進めるLayerXにとっても、そして社会の発展にとっても大変有益なことであると考えており、今回プラチナスポンサーとしてDEIM2024に協賛させていただくこととしました。

登壇等情報

LayerXではDEIM2024の協賛に伴い、私を含めた数名のメンバーでの聴講および登壇等での参加を予定しております。新しい形式のDEIMを盛り上げる一助になれれば幸いです。

技術報告

初日のセッションにて、LayerX におけるAI・機械学習技術の活用事例に関して技術報告いたしました。

DEIM2024 プログラム

こちらの発表資料はすでに公開しておりますので是非ご覧ください。

speakerdeck.com

学生企画

オフサイト初日(3/4)の夜に予定されているDBSJ学生企画の「DEIMを羽ばたいた学生の今」においてLTおよび企業パネルディスカッションに松村が登壇させていただきます。DEIMで例年開催されているカジュアルな座談会枠に当たるセッションであり、ざっくばらんに参加企業の開発や研究などへの取り組み、働き方が知れる良い機会となりますので、是非とも参加をご検討ください。

DBSJ

現地参加

直列ハイブリッド形式での開催に伴い、私を含む数名のメンバーで現地会場にも参加させていただきます。ネットワーキングイベントへの参加やブース出展も行います。ブースでは技術報告では話しきれなかった我々の取り組みについてや、その他LayerXについてなんでもざっくばらんにお話しさせていただければと思いますので、是非ともお気軽に訪れていただけると嬉しいです。

産学連携委員

登壇とは異なるのですが、本年度は運営としてもDEIMに携わっております。産学連携委員として、スポンサー団体様に関わる諸々を担当させていただきました。冒頭のバーチャル背景も実は私が作成しました。

このような形でもDEIMに貢献できることを大変光栄に思っています。

DEIM2024 運営組織

さいごに

LayerXとしては昨年度に続き2度目のDEIMへの協賛となります。是非ともたくさんの方々と交流できればと考えております。また、私個人としては学生時代より長くDEIMに携わっており、本年も参加できることを非常に嬉しく思っております。参加者の皆様とお会いできるのを楽しみにしております。よろしくお願い致します!

LayerXにおける機械学習活用についての記事

comemo.nikkei.com

tech.layerx.co.jp