LayerX エンジニアブログ

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Go Conference 2024 に Bronze スポンサーとして協賛 & 1名登壇します #gocon

こんにちは!Engineering Office の @serima です。

LayerX は 2024/06/08(土) に開催される Go Conference 2024 に Bronze スポンサーとして協賛。またメンバーが 1 名登壇します!

gocon.jp

Go Conference 2022 SpringGo Conference 2023 Online につづき、LayerX としては今回が 3 回目の協賛となります!

LayerX と Go

LayerX では、社内のほぼすべてのプロジェクトのサーバーサイドで Go を利用しています。
たとえば「バクラク」シリーズでは、バックエンド開発に Go が採用されています。

bakuraku.jp

Go はコンピューティングリソースを効率的に扱いやすく、また手厚い標準ライブラリをはじめとして成熟したエコシステムがあり、これらは要素は事業の成長を日々支えてくれています。

今回のようなスポンサードだけではなく、私たち自身が 会計 freee API のクライアントライブラリ freee-go をはじめとした OSS の公開もおこなっています。

他にも既存の OSS に対して適切な Issue、Pull Request の作成やテックコミュニティの運営などできる範囲でのコントリビューションを実施しています。

直近では Go の実践的な知見を共有するために layerx.go の運営を開始しました。先月、初回となる #0 を開催し、非常に多くの方にご参加いただきました!

layerx.connpass.com

登壇内容について

LayerX からはバクラク事業部 Enabling Team の id:convto (奥村 優哉) が「バイナリを眺めてわかる gob encoding の仕様と性質、適切な使い方」というタイトルで登壇します。

概要

Go は標準パッケージに encoding/gob という独自のメッセージエンコーディング実装を持っています。 gob はバイナリエンコーディングであり、ストリームでの利用を念頭にデザインされています。

しかしながら、 human readable でない点や、言語固有のエンコーディングである点などから、性質を正しく理解することや、性質に合った適切なユースケースを選択することが難しいと考えています。

そこで本セッションでは、 Go が固有のメッセージエンコーディングをデザインするに至った背景について整理しながら、実際のバイナリを眺めて gob の仕様や性質への理解を深めることを目指します。

バイナリを眺めて仕様を理解する過程で、一般的なメッセージエンコーディングとしての性質(サイズ, メッセージ互換性, エコシステム, self-describingかどうか, etc..)について gob を評価し、gobを利用すべき適切なユースケースについても提案します。

実用的な知識を共有しつつ、バイナリエンコーディングを読み解く面白さや、メッセージエンコーディングを比較する際の観点の一部もお伝えできればと考えています。

RoomA にて 15:50 から登壇予定なので、ご興味あるかたはぜひセッション会場へ足をお運びください!

ちなみに、奥村は昨年の Go Conference 2023 Online でも登壇しており、2 年連続の登壇となります。 (昨年の発表資料はこちら)

speakerdeck.com

Go に関するイベントのお知らせ

Go Bash

エブリーさん / アンドパッドさん / STORESさん / LayerX の Go Conference 2024 スポンサー各社と Go Bash を 6/18 (火) 19 時 より開催します!

andpad.connpass.com

スポンサー各社の Go Conference 2024 に登壇・参加した Gopher が主体となりトークや感想戦を繰り広げます!

オフィス移転したばかりの LayerX のイベントスペースから、オンラインでの配信も行います。現地参加はもちろん、遠方の方もぜひオンラインからご参加ください!

layerx.go #1

LayerX 主催の Go イベントの第 2 回目となる layerx.go #1 を 7/4 (木) 19 時 より開催します!

LayerX の Go 言語の"実践的な"活用事例を共有するだけでなく、社外の方からの知見も積極的に取り入れる場として位置付けており、今回のテーマは「最適化・効率化」となっています。

LayerX 社内からは 3 名が登壇し、公募 LT 枠にて @udzura さん、@fujiwara さんにご登壇いただくことになりました!

layerx.connpass.com

こちらも現地参加枠とオンライン参加枠、それぞれご用意があります。皆さんのお申し込みをお待ちしております!

最後に

今後も LayerX の行動指針である「Bet Technology」と「徳」の観点から、テックコミュニティへの貢献を継続していきたいと考えています。

LayerX エンジニアブログには Go に関する記事が下記にまとまっております!こちらも是非ご覧ください! tech.layerx.co.jp