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NLP2024(言語処理学会第30回年次大会)にプラチナスポンサーとして協賛いたします

バクラク事業部 機械学習グループのマネージャーを務めております機械学習エンジニアの松村(@yu-ya4)です。LayerXは、NLP2024(言語処理学会第30回年次大会)にプラチナスポンサーとして協賛いたします。

NLP2024は現地とオンラインのハイブリッド開催が予定されており、私を含む数名のメンバーで現地会場を訪れる予定です。LayerXがNLPに参加するのは昨年に引き続き2度目となります。本年もNLP界隈の皆様との交流を深めさせていただければと思っておりますので、何卒よろしくお願い致します。

NLP2024概要

NLP2024(言語処理学会第30回年次大会)は、日本における自然言語処理および関連分野の研究発表や交流の場として最大規模である言語処理学会が年に1度開催するイベントの2024年度開催分に当たります。全国のアカデミアや企業からNLPの研究・開発に従事している人々が集い、研究発表と活発な議論がなされる場であります。また、NLPに従事する人々が交流する場としても重要な意味を持っており、NLP界隈の同窓会と表現されることもあるように思います。

NLP2024のスローガンは「30年のプロンプトから未来を創造する」 であり、30年の節目に際して改めて未来の自然言語処理を創造していく場としていきたいとのことです。

大会スローガンは「30年のプロンプトから未来を創造する」です.ChatGPTを始めとする大規模言語モデルの登場により,自然言語処理は前例のない激動の時代を迎えています.言語処理学会30周年を記念した節目の大会で,これまでの30年の蓄積を振り返り,この30年を「プロンプト」として,未来の自然言語処理を創造する場としたいと考えています.

協賛の背景

LayerXでは、LLMをはじめとした自然言語処理はもちろん、広くAI・機械学習技術を活用しつつ事業を進めています。バクラク事業部ではAI-OCRをはじめとしてAIを利用した機能を体験のコアとして持つ「バクラク請求書」や「バクラク経費精算」など複数のサービスを開発、運用をしています。AI・LLM事業部では、LLMの特性を活かした文書処理のプロダクトの開発を進めています。

また、我々LayerX の掲げる行動指針である「Bet Technology」や「徳」の観点から、アカデミアやOSSコントリビューターの成果から一方的に恩恵を受けるだけでなく、アカデミアや技術コミュニティへの貢献を継続して行っていきたいと考えています。

行動指針

その上で、国内でも最大級の規模で自然言語処理分野の研究発表、議論、交流がなされるNLPへと協賛することは、今後より社会実装も進み重要度の高まっていくであろう自然言語処理分野の技術発展への貢献となり、自然言語処理を最重要技術の1つとして開発を進めるLayerXにとっても社会にとっても大変有益なことであると考えており、今回プラチナスポンサーとしてNLP2024に協賛させていただくこととしました。

さいごに

LayerXとしてNLPに参加するのは昨年に引き続き2度目となります。この1年でバクラク事業部、AI・LLM事業部ともにLLMをはじめとする自然言語処理の活用が大きく進むと同時に、様々な課題も見えてきました。是非ともたくさんのNLPerの方々と交流しつつ、自然言語処理について語り合うことができますと幸いです。個人的にも初めて参加した去年のNLP@沖縄が大変充実したものでしたので、本年も楽しみにしております。参加者の皆様とお会いできるのを楽しみにしております。よろしくお願い致します!

LayerXにおけるAI・NLP活用についての記事

comemo.nikkei.com

tech.layerx.co.jp

prtimes.jp

note.com