【YAPC::Hakodate 2024 参加レポート】LayerXにおけるLLMのプロダクト活用 #yapcjapan

こんにちは、LayerX Fintech事業部エンジニアの伊藤( @etaroid )です。

この記事は、2024年10月4日(金) ~ 2024年10月6日(日)に北海道函館市で開催されたYAPC::Hakodate 2024への参加レポートです。

今回LayerXは、プラチナスポンサー＆学生支援スポンサーとして協賛させていただき、企業ブースの出展、LayerXが取り組んでいるLLM（大規模言語モデル）のプロダクト活用についての発表などを行いました。

tech.layerx.co.jp

会場は、多くのエンジニア、学生、スポンサー企業の方々が集まり、技術についてディスカッションする熱気で溢れかえっていました。

また、会場の公立はこだて未来大学は自然に囲まれた美しいキャンパスで、ランチにキッチンカーが手配されるなど運営の方々の細部への気遣いとこだわりを感じました。

LayerXの発表とセッション

YAPC::Hakodate 2024当日は、LayerX 代表取締役 CTOの松本 (@y_matsuwitter) が 「今⽇から始める⼤規模⾔語モデルのプロダクト活⽤」 というテーマで登壇しました。このセッションでは、LLMをプロダクトに組み込む方法や、その実装パターンについて具体的に解説しました。

特に「LLMの利用の大まかなパターン」については、多くの方々から質問やSNS上でのリアクションをいただけました。

発表のスライドは、以下のPDF資料をご覧ください。

speakerdeck.com

また、学生の方々に向けて、LayerXについて紹介する機会もいただきました。

さらに、YAPC::Hakodate 2024 前夜祭でも、LayerXから2名登壇させていただきました。

前夜祭座談会「必ず来る未来？IT業界での50代をどう過ごす？」には、バクラク事業 VPoE の小賀（@makoga）が登壇しました。

業界歴30年以上の視点から、「エンジニアとしてどのように長期的なキャリアを形成していくか」「シニアエンジニアのバリューの出し方」などについてディスカッションがなされ、多くの方から共感の声が上がっていました。

前夜祭の最後には、バクラク事業部 Engineering Manager 新多（@ar_tama）が「小さな勉強会の始め方、広げ方、あるいは友達の作り方」というテーマで登壇しました。

リモートでの登壇であったにも関わらず、前夜祭最大(!?)の歓声が巻き起こり、YPACコミュニティの温かさを感じました。

企業ブース

企業ブースでは、多くのYAPC参加者の皆さんにお立ち寄りいただきました。

LayerXの「SaaS」「Fintech」「AI・LLM」という3つの事業についてのご紹介から、今後の技術的なビジョンについてなど、さまざまな方々とお話しすることができました。

特に学生の方々からは、インターンシップやキャリアに関する質問を多数いただき、LayerXが提供する技術環境や成長機会について直接お伝えすることができました。

LayerXさん
#yapcjapan pic.twitter.com/T76zDwSovx
— inao (@inao) October 5, 2024

また、今回の企業ブースでは、「実際に社内で運用しているADR (Architecture Decision Records)」の一部をお見せしました。

ADRの運用を始めようと考えられているエンジニアの方々や、LayerXがどのような技術的な意思決定をしているのかに興味がある方々などに多くお越しいただき、様々な方にLayerXの開発のリアルな雰囲気を感じていただけたのではないかと思います。

LayerXブースきました！！
ADRのセッション聞いて気になり、バクラクのADR見に行きました！
すごく参考になりました！！！🙌#yapcjapan pic.twitter.com/Ez2kzcVv13
— Mana Kinoshita / マナティ (@m_k01104) October 5, 2024

YAPCを通じた気付きと感謝

今回のYAPC::Hakodate 2024では、なによりも「YAPC」というコミュニティの強さと温かさを感じました。

ブースに訪れてくださる方や懇親会でお話する方々が皆それぞれ「技術が大好きで、かつスペシャリティを持っている方」ばかりだったと同時に、 初めて参加する人や学生の方々に対しても非常にオープンで温かく迎える雰囲気があり、このような技術コミュニティの一員として貢献できるのを非常に嬉しく思いました。

最後になりますが、YAPCの運営に携わってくださった皆様、ブースにお立ち寄りいただいた皆様、そして懇親会でお話しさせていただいた皆様、ありがとうございました！