LayerX エンジニアブログ

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プライバシーテックからフィンテックへ!私が感じるチームの魅力

こんにちは、LayerXから三井物産デジタル・アセットマネジメント(以下、MDM)に出向してエンジニアとして働いている藤田です。 私は2021年にLayerXに入社し、今年の2月までプライバシーテック事業部でエンジニアとして勤務していました。そして、今年の3月にフィンテック事業部へ異動しMDMに出向しています。 MDMではAMDXチームに所属してDAMというアセットマネジメントシステムの開発に従事しています。6月になり私がフィンテック事業部に異動してちょうど3ヶ月たったので、所属しているAMDXチームのことをいろいろと書いてみようと思います。

MDMのメンバーが普段どんなふうに仕事をしているかについてはAMDXチームのザベスさんの記事が参考になりますのでよかったら読んでみてください note.com

AMDXチームはどんなところなの?

AMDXとはAsset Management DXの略で、資産運用会社を支えるオペレーションのDXを担当しているチームです。自社業務の効率化に関わる仕事はなんでもやるぞという気概でいろいろやってます。CorpOps系のお仕事だったり、自社のアセットマネジメント業務の効率化のためのサービスであるDAM(Digital Asset Management)の開発であったり、自社が取得した物件管理のためのサービスである物件管理くんの開発であったり、とチーム規模のわりには業務範囲は幅広いです。

チームメンバーは私含めて4名です。エンジニアリングマネージャのMasさん、PdM兼エンジニアのザベスさん、エンジニアのTackeさんという構成です。冒頭でも書きましたが私は主にDAMの開発をやっております。DAMの技術スタックはインフラがAWS、バックエンドがGo、フロントエンドがReactという構成になっています。

DAMの技術スタックに興味があればTackeさんが書いたこちらの記事が参考になるのでよかったら読んでみてください。 tech.layerx.co.jp

異動後のオンボーディングは充実している?

異動して初めの1-2週間はPdM兼エンジニアのザベスさんからMDMの業務全般やDAMの仕様なんかを教えてもらいつつ、Tackeさんから開発環境のセットアップやDAMのコードについてペアプロ交えて教えていただきながら業務をキャッチアップしました。異動にまつわる諸手続きだったり新しい環境に慣れるまでのあれこれはマネージャのMasさんと毎週1on1をして解決していました。ちなみにMasさんとの1on1は今も2週間に一度実施してもらっています。

チームメンバーの助力と充実したオンボーディング資料のおかげで異動2日後には小さいながらもプルリクエストを作成してマージしてもらうところまで辿り着けました。基本わからないことはドキュメントで解決できて、何かあったときはいつでも質問ができるという環境が整っていたのでとても進めやすかったです。

業務知識のキャッチアップは大変じゃないの?

私が異動した当時は不動産投資やアセットマネジメントの業務経験がゼロで、そもそもファンドという超基本的な用語すら知らない状態でした。普段の会話で聞くことがない専門用語や略語が多く初めは戸惑いましたが3ヶ月たって少しづつ慣れてきました。参考までに普段の業務でよく聞く用語を挙げてみます。

  • 略語系
    • GKTK(合同会社匿名組合)
    • JS(受益証券)
    • FR(ファンディングリクエスト)
    • UW(アンダーライト)
    • SRS(Securities Registration Statement)
    • AM(アセットマネジメント)
    • PM(プロパティマネジメント)
  • その他
    • レントロール
    • スタッキングプラン
    • 川上/川下信託
    • エクイティ
    • 公募私募ファンド
    • ソーシング
    • アクイジション
    • コベナンツ

一つ一つの言葉を深く理解しているかといえばだいぶ怪しいですが開発をするにあたって必要になれば深めていくといった感じでいまのところは進められています。なので業務知識何もないけど大丈夫?みたいな心配は必要ないかなと感じてます(そもそも初めから業務知識があるひとのほうが珍しいと思います)。

AMDXチームのやりがいについて

社内業務システム開発の良いところは開発しているものが自社業務の効率化に直結するところです。SaaSサービスだったりtoC向けのサービスではユーザは自社の外側にいるお客様ですが、社内業務システムのユーザは自社の社員です。自分たちのために開発するという側面があり開発するもの全てが自分事になるところに、SaaSやtoCサービスとは違ったやりがいを感じています。

自社の業務システムというと外注で開発したり他社のパッケージシステムを導入するというパターンが多いと思います。自社業務システムを内製化するというのは経営陣の理解や覚悟がないとなかなか進まないものだと思っています。そんな内製開発に関わることができる機会はとても貴重であり恵まれていると思います。

MDMが新規サービスをリリースしました!

MDMでは社内業務効率化以外にもALTERNAという個人向け投資サービスを開発しています。AMDXを通じてより良い投資商品や投資体験を届けられるように頑張ってます!ぜひチェックしていただければと思います! alterna-z.com

最後に

私たちAMDXチームでは一緒に不動産アセットマネジメント業務の圧倒的効率化に取り組むエンジニアの仲間を募集しています。AMDXチームの業務は業界的に前例がない取り組みで、毎日試行錯誤しつつあたらしい価値を生み出す楽しさを感じながら仕事をしています。是非、こちらの事業部概要や採用ポジションの詳細もご覧ください。いきなり応募はちょっと...という方にはカジュアル面談も実施しておりますのでお気軽にご応募ください。

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