LayerX エンジニアブログ

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LayerXで実践中の「ゆるい輪読会」をご紹介します

皆さんこんにちは!バクラク共通管理画面プロダクトをメインに担当している、EMのあらたまです。9月に入社して、1ヶ月ほどが経ちました。温かく迎え入れてくれたメンバーたちのおかげで、毎日いきいき楽しく働いています。

さて、LayerXには多様なバックグラウンド、多様な強みを持つエンジニアが集まっています。例えば、バクラク事業部のプロダクト開発におけるメインの言語はGoですが、入社するまでプロダクションにおいてGoでの開発経験のないメンバーもいます(私もそのうちの一人です)。それぞれがフルサイクルで価値を届けるために、お互いの得意をシェアし合うような取り組みが多数進んでおり、今日はその中でも「ゆるい輪読会」についてを取り上げたいと思います。

LayerXと輪読会

輪読会とは「同じ本を読んで議論する過程でそれぞれが学びを得る」会の総称です。自分ひとりではなかなか理解までにジャンプがある、単純に内容が難しいなど、積読になりやすい本をコツコツと読めるチャンスにもなるので、私もできるだけ参加または主催をするようにしています。

会社で輪読会を行うと、実際に自分たちのプロダクトやコードに適用するとしたら?という目線で議論ができるのもいいですね。なおLayerXでも、過去にはこんな勉強会を開催していました。
tech.layerx.co.jp

輪読会の形式は、概ね三種に大別されます。

  1. 担当を決め、持ち回りでまとめてきて、発表されたものを聞く
  2. 事前に読んできて、感想のみをディスカッションする
  3. 事前準備なくその場で読み、まとめたりディスカッションしたりする

それぞれにメリット・デメリットがありますが、どの論点もざっくりとまとめると「単位時間あたりの得られる学び」と「拘束時間」とのトレードオフが焦点になるのではと思います*1

また、概して勉強会は、モチベーションの観点からも「立ち上げる」より「続ける」ほうが大変ですよね。なので今回は、最近私たちが実践している「ゆるい輪読会」=「続けるのがつらくない、でもしっかりと学びにつながる輪読会」の方法をご紹介します!

ゆるい輪読会

輪読会のルール。事前準備なしで音読形式でリレーします。途中で質問やディスカッションを挟んでもOK
輪読会のトップページより

基本的に事前準備は不要です。週によっては業務負荷が集中することもあるため、長続きするポイントにもなっていると思います。私は事前に読んでおいて、よくわからなかったところ・議論したいところなどをまとめておくこともありますが、オンボード期間中ということもあり、あまり気負いすぎないようにしています。

現在はこのルールで「Go言語 100Tips ありがちなミスを把握し、実装を最適化する」を読んでいます。この本は章あたりの分量もさほど多くなく、1回あたり2章ずつ程度で進められています。

LayerXにはGoに明るいメンバーも多数在籍しており、書籍の内容だけでなく、例えば「この仕様はこういった議論を経て決まった」などと関連情報を補完し合ったり、標準ライブラリの実装を随時リファレンスしたりしながら読み進めています。いち参加者として、こういった自力ではアクセスしにくい情報を関連して得られることが本当にありがたいです。福利厚生!

デメリットとしては、毎回音読のターンを取ることで、既に読んだ人にとっては冗長に感じる点があることでしょうか。それでもサンプルコードを皆と読み解きながら読み進めたり、派生議論の呼び水になったりで、結果知見の総量が増えることも多く、音読があるからこそのメリットもありそうです。

またこの形式の読み進め方が合う本・合わない本というのもあるかもしれません。読む対象、チームの状況によって柔軟に工夫していきたいですね!

おわりに

今回は、今LayerXでホットな輪読会の形式についてご紹介しました。これからもチームの状況に合わせて形式や対象を柔軟に変えながら、社内外で知識が循環する仕組みを皆で作っていけたらと思っています*2。一緒に輪読してみたい!という方、他にどんな取り組みをしているんだろう?と興味を持ってくださった方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!

jobs.layerx.co.jp

*1:参考までに、筆者の前職では、業務時間内に読むことを原則とした上で2を選択し、ディスカッションに全振りした輪読会を行っていました

*2:個人的にはABD®の形式も、まとめとして形が残るので好みです