LayerX エンジニアブログ

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「縦で突き抜けて横でイネーブルメントしていく」意思決定の背景、お互いの印象、これからの可能性

テクノロジーによって会社の生産性を大きく向上させることが大きな影響力を持つ時代ですが、テクノロジーの活用は多くの企業にとって未だに多くの壁があります。この壁を打ち崩すには、確かな技術とホスピタリティが必須だと考えています。LayerXが持つ行動指針とカルチャー、それを体現している組織に、その大きなポテンシャルがあると感じました。

今まさに劇的な成長と変化を迎える組織において、変化を支える基盤を作り上げることが重要だと考えています。今までの経験を活かし、LayerXがより劇的な変化と成長を遂げるための土台を作っていきたいと思います。 ──『LayerX、名村卓を執行役員に選任』リリースコメントより

※この記事は[Podcast#51 Suguruさんを迎えて、LayerXが目指す「縦で突き抜けて横でイネーブルメントしていく組織」【メンバー:y_matsuwitter×mosa×suguru】]の内容の一部を文字起こししています。ぜひお読み&お聴きください!

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ずっと一緒に働きたかった人が入ってくれてすごくワクワクしてます

松本:僕はずっと一緒に働きたかった人が入ってくれてすごくワクワクしてます。今日はこれから具体的にどういうことやっていくのかを話していきたいと思います。 最初に、改めてsuguruさんの自己紹介とこれまで、LayerXにきた経緯など含めて自己紹介頂いてよろしいでしょうか?

名村:suguruと呼んでいただくことが多いですが、この度LayerXに入社しました名村です。 前職はメルカリとその子会社ソウゾウにいまして、そこでCTOやソフトウェアエンジニア、開発をしたり組織を見たりをしていました。またその前はサイバーエージェントという会社で、ずっとエンジニアとしてサービスの立ち上げをやっていたという感じです。割と立ち上げに関わることの多かったところから大きなプロダクトをどう改善するのかってところに関わっていって、そこからマネジメント、CTOとして組織を見るところまでやってきました。

松本:もともと"突き抜けたテックリード"というイメージがあるのですが、今までのキャリアの中で変わったこと、こういう方が大事なのかなって感じていることはありますか?

名村:突き抜けてると言われると恐縮ですが、エンジニア一色で、前々職では立ち上げをするエンジニアをしていました。特に部下などはおらず、本当に"Individual Contributor"と言われるような形で、新しいプロジェクトの技術スタックを決めてゴリゴリ開発していました。そういう意味ではある意味突き抜けていたとも言えるかもしれません。

その後メルカリに入ってCTOになった後、組織を見る立場になったことで、それまでは自分がプロダクトを技術スタックから決めて作っていくところから、他の人が作ったプロダクトのメンテナンスをするといいうか、他の人が作ったものををみるというような役割の変化がありました。 その過程でどんどん進化できるプロダクトと進化できないプロダクトがあるので、そこに対応するために今までは一人でやってきていたことをチームでやっていくことの重要さを考えるようになりました。 その過程で段々とエンジニアとして前線で突き抜けていくところから、あらゆるエンジニアがパフォーマンスを発揮できる土壌を作ることが大事だと考えるようになってきています。 変化としてエンジニアがパフォーマンスを発揮できる土壌をプロダクトのエンジニアリングの部分に導入することの重要度が上がってきたという経緯はありますね。

入社を決めた3つの理由

松本:そういった変化があった中で、どういった経緯で我々と一緒にということを決められたのでしょう?

名村:そうですね。転職をしたかったわけではないのですが、何となく前職で5,6年を過ごして、組織をみたり、ソウゾウって会社を立ち上げていく中で、ふとそろそろ何か人生の変化が起きる時期なんじゃないかと直感的に感じることがありました。

特に絶対転職したいってモチベーションがあったわけではないので、今より面白い環境があれば良いなって思っていました。いろんな話を聞いていく中で、LayerXが面白いと思ったのは「toBの領域でエンジニアリングに特化したtoBの世界を作ろうとしている」ということでした。結構toBというかSaaSってtoCに比べてUXの面で遅れていたりとか、結構日常的に難しい業務領域が多く「難しいものを難しいままで作ってる」ところが多いと感じていました。LayerXはお客さんに寄り添ってTechDrivenで。この領域は面白そうだなって思いました。

あとは純粋にtoBSaaSに可能性を感じています。toCだと確かにお客さんが近くて、身近な人も使っていたりして、自分のインパクトの範囲大きいなって感じることもあったんですけど。一方でたくさんのお客さんになるとデータによって大多数をよしとする方に流れることもあって、なかなかこの辺りの判断が難しくて。

大多数のすごいたくさんのお客さんではないんですけど、結果としてそのお客さんが影響を与えているお客さんにも影響が及ぶよねってレバレッジの部分も感じています。そういった人たちが影響を与えている人たちに「いい影響を与えられる」ってところに魅力を感じているので、向き合っている人は少ないかもしれないけど、結果として影響を与えられるのは日本中であったりグローバルに出れば世界中の人にもなる。そういう意味でこの領域でポテンシャルが高いっていうのはあるよなって思っているので、それは大きいです。

あともう一つ、松本さんと話した時にエンジニア育成って大事ですよねって話になって、結構話が合うところもあります。これからエンジニアの考え方も変わってくると思うんですけど、その中で日本にソフトウェアエンジニアをもっと増やしていったり、もっと多様なソフトウェアエンジニアを増やしていかないといけないって個人的な課題としてあって。そこに対する方向性が松本さんと結構一緒だったので、それもあってエンジニアとか技術に対して取り組もうとしている方向が僕の感覚と同じだったので、そういうのもあって入社を決めましたね。

松本:静かに熱い思いをいっぱい語って頂いて、mosaさんが今ニヤニヤしてるんですけど。こう体験とか技術へのこだわりってmosaさんがずっとこだわって作ってきたところなので、これ聞いてめっちゃ嬉しいんじゃないでしょうか?

榎本:今すっと名村さんの話聞いていたいなと思いました、笑

続きはPodcast「LayerX NOW!」をお聴きください

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