LayerX QAエンジニアの小山です。
実はLayerXのバクラク事業部のQA組織では、ポテンシャル採用を始めておりました。すでにお気づきの方もいらっしゃるかとは思いますが、なぜポテンシャル採用を始めたのかをこの記事ではお話します。
背景1 AI時代だからこそ人を採るLayerXの戦略
LayerXはプロダクトやAIエージェントを増やす戦略を掲げており、AI時代だからこそエンジニアの採用を強化しています。バクラク事業部QA組織も採用を強化中でして、その中でポテンシャル採用を始めることにより、より強い組織を作っていくことを目指しています。
背景2 QA組織のMVVに基づいた成長戦略
バクラク事業部QA組織は「バクラク品質でワクワクする働き方を」をミッションとし、ビジョンとして「WebQAの模範となる」を掲げております。その中で共有する価値観・行動指針として「当たり前なQAを疑い、アップデートし続ける」というバリューがあります。このバリューに基づき、組織と個人の成長を促進する施策として、ポテンシャル採用を開始しました。自分たちをアップデートする上で欠かせないのが新しい風です。新しい風を入れつつ巻き込み、更に大きな風に成長していくことを目指します。
バクラク事業部QA組織は個人の成長と組織の成長の2つの側面からアプローチします。
個人の成長
AIとの協業で作る品質保証の新モデルを目指します。AIに任せる領域と、人間が主導していく領域とで役割を分け、広く品質保証としての活動を支えていきます。
組織の成長
コンパウンドを加速させる成長のループの創出SaaS企業において多くはコンパウンド戦略を採用していると思いますが、チームで品質にあたる仕組みづくりをしていきます。
背景3 スキルアップする土壌
バクラク事業部QA組織はこれまでにも優秀な人材を採用してきており、6月に入社したばかりの私も有り難く感じる環境です。それぞれのメンバーにそれぞれ得意な分野があり、品質全般の知識やplaywrightなどのe2eの知識、それにとどまらない自動化やAIなどの知識など、多くの知見が溜まっております。これらの情報がナレッジとして蓄積されているだけでなく、実際に活用している現場のメンバーや別のチームのメンバーに直接聞けたりディスカッションする場があるのは非常に有用です。
またそれを実践できるプロダクトがどんどん産まれる環境であり、知ったことをすぐ試せる土壌がここにはあります。
想定している人材像
ポテンシャル採用枠として想定している人材としては、以下のような人材を想定しています。
エンジニアとして働いていて、もっと品質向上にフォーカスしたい方
エンジニアとして働いているが以下の思いを持たれている方
- 品質を高めることにやりがいを感じる
- 品質について考えることが多く、もっとフォーカスをしたい
- QAやソフトウェアテストに最近興味が出てきた
QA活動においてもっと現場でAIを活用したい方
QAエンジニアとして働いているが以下のような思いを持たれている方
- 今の時代に求められるQAエンジニアを考えた際にもっとAIを触る機会が欲しい
- AIを活用したQAのあり方についてもっと考えたい、AIとの協業をもっと考えたい
- AIプロダクトのテストをもっと考えたい
QAエンジニアとしてもっと成長したい方
QAやソフトウェアテストの仕事をしているが以下の思いを持たれている方
- AIを活用したQAのあり方についてもっと考えたい、AIとの協業をもっと考えたい
- シニアなQAメンバーからの意義深いフィードバックがもっと欲しい
- もっと広くQAエンジニアとしての実力を伸ばしたい(スキルの面積を広げたい)
自分はこのパターンかも、と思った方はぜひエントリーしてみていただければと思います。
具体的にどんなことをするの?
入社後は管掌範囲担当のシニアQAメンバーからオンボーディングを受けつつ、開発チームに入って開発者と共に働くいわゆるインプロセスQAとして活動していただくことになります。チームごとに異なる課題に対して、プロセス改善や仕様議論、テスト設計やテスト自動化などに取り組みます。チームでの仕事以外にも毎日のQA夕会や週1の1on1、定例だけでなくslackで気軽に相談ができる環境のため、相談をしながら仕事に取り組むことができます。前任者やシニアQAメンバーからのサポートやフォローをしばらく受けながらプロジェクトに取り組み、徐々に独立していくことを想定しています。
最後に
皆様のエントリーをバクラク事業部QA組織一同、お待ちしております。またバクラク事業部では月1回くらいの頻度でオフラインイベントを開催しておりますので、もっと深く聞いてみたい方は是非お越しください。
すでに枠は埋まってしまいましたが、9/25に上記の成長戦略についてオフラインで聞ける場もあります。 layerx.connpass.com
「聞きたいけど参加できなかった」という方は是非、以下のカジュアル面談にエントリーいただき、お話をさせていただければと思います! jobs.layerx.co.jp