バクラク申請経費精算でエンジニアをしています三角 (@delta) です。
株式会社LayerXは、日本最大級のTypeScriptをテーマとした技術カンファレンスであるTSKaigi 2025に、ブロンズスポンサーとして協賛します。
また、LayerXのソフトウェアエンドエンジニア 田中 (@ypresto)と泉 (@izumin)の2名のプロポーザルが採択され、登壇を予定しています。
登壇内容のご紹介
ts-morph実践:型を利用するcodemodのテクニック @ypresto
ts-morphを使うと大量のコードを一度に安全に修正することができることは皆さんご存知かと思います。既存のインポート名やフィールド名をまとめて修正するなどには簡便です。
ts-morph自体はあくまでもASTを編集するだけですが、その真の力は、スコープ情報や型情報など、TypeScript自体が提供する機能を活用するコードを記述することによって開放することができます。そのような実用例を紹介します。
- 日時:2025/05/24 16:10〜16:50
- 場所:レバレジーズトラック LT
複雑なフォームを継続的に開発していくための技術選定・設計・実装 @izumin
みなさんは Web アプリケーション中の複雑なフォームを開発するとき、何を考え・どうやって実装しますか? ひとことで「フォーム」と言っても、その仕様や特性・機能によって適切な技術や設計・実装手法は変わるでしょう。 「よく使われるライブラリを使えば大丈夫」 ということはなく、そのフォームに適したライブラリや設計を選択する必要があります。
「TypeScript で書けば大丈夫」 ということはなく、TypeScript であっても効果的に利用できなければ、拡張に弱い・壊れやすいフォームとなってしまうかもしれません。
本発表では実際の複雑なフォームを持つプロダクト - ユーザが柔軟にフィールドを追加し、バリデーションを設定できるようなフォームを題材とし、その設計・技術選定・実装について紹介します。
複雑なフォームを安心して拡張していけるようにするために、どのような設計を考え、技術を比較・選択肢し、かつ拡張に強いプロダクトにするために TypeScript をどのように活用したかについてお話します。
- 日時:2025/05/24 11:30〜12:00
- 場所:トグルルーム セッション
TSKaigi 2025 について
2024年に産声をあげ、大盛況のうちに幕を閉じた TSKaigi を今年も開催します! 私たちは、誰かの発表を聞くだけでなく、他の誰かに向けて発表することもまた学びの一つだと考えています。 参加者、登壇者、スタッフ、スポンサーをはじめ、TSKaigi に関わるすべての人たちが互いに学び合い、新たな繋がりを生み出し、型にとらわれないエンジニアとして生き生きと活躍できる世界を目指します。 その実現に向け、今年は会場を中野から神田へ移し、2日間開催とすることで、大幅にパワーアップしました。
TypeScript に関するあらゆるテーマを扱う国内最大級のカンファレンスとして、まさに「型破り」なイベントを目指し成長を続ける TSKaigi にご期待ください。
詳細やタイムテーブルなどは TSKaigi 2025 公式サイト を、ぜひご覧ください!
協賛の背景
わたしたちは技術コミュニティから日々たくさんの技術的な知見を頂いたり、実際にOSSとして活用させて頂いています。 LayerXの掲げる行動指針である「徳」の観点からも技術コミュニティから一方的に恩恵を受けるだけでなく、技術コミュニティへの貢献を継続して行っています。
なお、4月から弊社では行動指針の一つである「Bet Technology」を「Bet AI」に変更しました。 公開されたタイムテーブルには、AIに関するセッションも並んでおり、今からそれらの発表についても楽しみにしています。
アフターイベントのご案内
TSKaigi 2025の閉幕後、5月27日(火)にアフターイベント「TSKaigi 2025 After Night 〜セッションおかわりの会!〜」を開催する運びとなりました。
本イベントは、TSKaigi 2025にご協賛されているビットキーさん、Ubieさん、キャディさんとLayerXの4社共催で実施します。 TSKaigi本編のセッション内容について、さらに理解を深めたり、参加者同士で知見を共有したりする場となることを目指しています。
TSKaigiで得た学びをさらに深めたい方、他の参加者と交流したい方は、ぜひご参加をご検討ください。
イベントの詳細およびお申し込みは、以下のconnpassページにてご確認いただけます。
最後に
会場では、登壇者の田中、泉をはじめLayerXのメンバーも複数参加しますので、ぜひお気軽にお声がけください。 TypeScriptに関する技術的なディスカッションはもちろん、LayerXのプロダクト開発や組織文化にご興味のある方とも、ぜひ交流できればと考えています。
会場でお会いできるのを楽しみにしています!