
こんにちは。LayerX AI・LLM事業部でSREを担当している@shinyorke(しんよーく)と申します。
「企業と共に成長するAIプラットフォーム」であるAi WorkforceのSREとして、
- Ai Workforceのサイト信頼性エンジニアリング(Site Reliability Engineering)
- SREチーム立ち上げ(SREメンバー大絶賛募集中です!&詳しくはこちら)
- Ai Workforceをお客様に導入する際のテクニカルプロジェクト・マネージャーとしてデリバリーの最前線で勤務
以上のミッションを日々行っています。
サイト信頼性エンジニアリングとチームの立ち上げについては以前のエントリー でもご紹介させてもらいましたが、
テクニカルプロジェクト・マネージャーとしてデリバリーの最前線で勤務 という業務は初見かと思います。
(SREとは別に)つい最近オープンとなったテクニカルプロジェクト・マネージャー(このブログでは以降「Tech PM」と称します)の必要性と役割、SREとの違いについてこのエントリーでご紹介したいと思います。
お伝えしたいこと
LayerXにおけるテクニカルプロジェクト・マネージャーは大手ITコンサルティングファームやSIerでのマネジメント・リードを担当した経験を生成AIプラットフォームで活かす最高の舞台である可能性が高いです。
是非一緒にAi Workforceのデリバリーをしましょう!
テクニカルプロジェクト・マネジメントとは何か
「テクニカルプロジェクト・マネジメント」という言葉そのものは聞き慣れない言葉かと思います。
ChatGPT o3に聞いてみました。
「技術リスクとビジネス目標を同時にハンドリングし、エンジニアリング活動を計画・推進・監視して、プロジェクト目標を期間内・予算内・高品質で達成するためのマネジメント体系」— 一般的なプロジェクトマネジメント(PM)の枠組みに、アーキテクチャ設計・インフラ運用・品質保証など技術に関わる意思決定とリーダーシップを組み込んだものと捉えるとイメージしやすいです。
一般的なプロジェクトマネジメントとは別に、
- アーキテクチャ設計。 プロダクトの基本的な技術スタックに加えて、お客様・プロジェクトの要件に合わせながら導入できる様に設計
- インフラ運用。 SLA/SLO/SLIといったSRE的な指標・オブザーバビリティを元にしつつ、プロジェクト要件に合わせた運用設計とOpsを実現する
- 品質保証。 プロダクト・サービスそのものの品質保証やセキュリティ要件に加え、エンタープライズ向けのお客様の水準レベルに到達するように継続的な改善と推進を実施
といった、「ハイレベルなエンジニアリング・サービスを期待されるプロジェクトマネジメント」がテクニカルプロジェクト・マネジメントであり、Tech PMの業務となります。
プロジェクトマネジメントとの違いを目的・成果物・役割で表にすると、
| 領域 | 一般的な PM | Tech PM |
|---|---|---|
| 目的 | 予算・スケジュール・調達・ステークホルダーを統合管理 | 一般的なPMの目的に加え、技術的実現性・品質・デリバリープロセスを加味 |
| 主な成果物 | WBS、進捗報告、コストレポート | 技術ロードマップ、設計ドキュメント、CI/CDパイプライン、SLO/SLI |
| 役割 | プロジェクト全体を推進 | 技術チームのリードと技術判断の最終責任を担う |
以上の違いがあります(余談ですが一般的なPMとTech PMを兼務することは稀によくあります*1)。
なお、必要なスキルセットも合わせて記載します。
| カテゴリ | 具体例 |
|---|---|
| 技術スタック | クラウド(AWS/Google Cloud/Azure/etc...)、IaC (Terraform)、Kubernetes、マイクロサービス |
| SDLC*2/プロセス | Scrum/Kanban、CI/CD、GitOps、ITIL/ITSM |
| マネジメント | ステークホルダー分析、交渉、ファシリテーション、リスク管理 |
| 可観測性 | SLO/SLI 設計、ログ・メトリクス・トレース統合 |
| ソフトスキル | 技術翻訳力、意思決定の明確化、フィードバック文化の育成 |
弊社Techブログを含めて技術ブログや書籍を読む方には「スタッフエンジニア(IC)と似ているのでは?」と思う方もいると思いますが基本的に一緒です。
スタッフエンジニアやIC、プロダクトマネジメントと明確に違うのは「マネジメントスキル」「ソフトスキル」辺りで、これらは大手のITコンサルティングファームやSIer出身の方と相性が良い可能性があります。
なお現在この役割は専任メンバーがおらず、私やエンジニアリングマネージャーといった「過去にお客様向けのデリバリー経験があるメンバー」が領域ごとに変わり代わりに担当するような状況となっております。
LayerXにおけるTech PMの魅力
改めてのご紹介になりますが、LayerXでは現在、エンタープライズなお客様向けのプロジェクトを推進するTech PMを求めています。
LayerX AI・LLM事業部のTech PMポジションは優秀なエンジニア・エンジニアリング・マネージャーは勿論ですが特に、
- 大手ITコンサルティングファームのソリューションアーキテクトやシステムアーキテクト
- SIerで高難易度なITプロジェクトのデリバリーを経験したマネージャー
といった経験を持つ方にぜひご検討いただきたいと考えていますが、そんな方々に向けた「LayerXにおけるTech PMポジションの魅力」を紹介させてください。
1. 大手並みのデリバリー規模とベンチャーならではのスピード感
LayerXでは、大手ITコンサルやSIerと同様のエンタープライズなお客様向けのデリバリーを実施しております。
私自身も前職とほぼ同規模のお客様とのデリバリーを通じて刺激的な日々を過ごしております。
真逆の要素として、ベンチャー企業らしいスピード感も併せ持っています。
DevinやCursor、Clineなどの生成AIを駆使して爆速で企画・開発・デプロイを繰り返しています。
余談ですがこのブログの初稿もCursorで記載しています(注・全部ではなく、初稿を元にshinyorkeがリバイスしています)。
LayerX全社としても「Bet AI」に全振りしており、(お客様業務などの要件・セキュリティで支障が無い範囲で)生成AIをどんどん使おう!という流れになっています。
2. 国内外から集まってきている強いメンバーの数々
LayerXには、国内外のトップクラスのTech企業や官公庁出身のメンバーが集まっています。私達と共に働くことで、技術的・業界的な知見を深めながら生成AIプラットフォームのデリバリーを進めることができます。
また、4月からは事業部CPO 兼 プロダクト部の部長である@nekokakの元、プロダクト組織にも大きなアップデートがありました。
スピード感ある、ベンチャー・スタートアップらしい過渡期のプロダクトチームからスケールしていくというワクワクするフェーズに来ています。
私自身は2025年1月入社で丸3ヶ月経過しましたが、Ai Workforceのプロダクトとしての進化もお客様向けデリバリーも今最も面白い時期に来ているなと実感しています。
LayerXのTech PMとは
LayerXでのTech PMは、以下のような重要な役割を担っていただきます。
1. お客様とのプロジェクト推進
各社ごとに異なるITおよびシステム構築のルールに合わせて、プロジェクトを推進していただきます。大手ITコンサルやSIerでの経験を活かしつつ、前の項でご紹介の通り、LayerXならではのスピード感でプロジェクトを進めることができます。
2. 技術的なサポートとアーキテクチャ設計
ソリューションアーキテクトおよびシステムアーキテクトとして、以下のような技術的なサポートを行っていただきます。
- 各社ごとに異なる要件に合わせたマルチテナント/シングルテナント環境でのシステム構築
- 各社の要件に合わせたネットワークおよびセキュリティ関連の設計
- クラウドのプロフェッショナルとして最適なアーキテクチャの設計、DevOpsの実現
これらはまさに、
- 大手ITコンサルティングファームのソリューションアーキテクトやシステムアーキテクト
- SIerで高難易度なITプロジェクトのデリバリーを経験したマネージャー
といった経験が生きる領域かと思います。
私も前職の経験が生きているのとエンジニアチームをはじめとした実際にプロダクトを実装しているメンバーとの距離も非常に近いためやりやすいと思います。
3. プロフェッショナルとしてのコミュニケーション
LayerXのエンジニアチーム、ビジネス側のチーム、そして各社の担当者との間で、プロフェッショナルとして必要なコミュニケーションを取っていただきます。大手ITコンサルやSIerでの経験を活かし、各ステークホルダーとの円滑なコミュニケーションを実現します。
この分野は技術的な領域だけでなく、特定の業界(金融、製造、官公庁、etc...)といった過去のデリバリー経験が最も活かせる領域かもしれません。
結び
生成AIプラットフォーム導入のための「テクニカルプロジェクト・マネジメント」というテーマで、
- テクニカルプロジェクト・マネジメントとは何か
- LayerXにおけるTech PMの魅力
- Tech PMとしての役割と期待
以上を紹介させて頂きました。
ご興味あるかたはぜひエントリーお願いします!
また繰り返しになりますが、
LayerXにおけるテクニカルプロジェクト・マネージャーは大手ITコンサルティングファームやSIerでのマネジメント・リードを担当した経験を生成AIプラットフォームで活かす最高の舞台である可能性が高いです。
これは前職が外資系のITコンサル企業にいた私からも自信を持って言えます。
このブログでは割愛した内容も含めて、「実際どうなの?」と気になる方はぜひOpen Doorからカジュアル面談を申し込んで頂ければと思います。
聞かれたことについては可能な限りお答えできればと思っております。
Xの@LayerX_techアカウントではLayerXの様々な取り組みを発信していますので、是非こちらもフォローしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。