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MIRU2022 (第25回 画像の認識・理解シンポジウム) にゴールドスポンサーとして参加します

LayerXは、2022年7月25日から開催される MIRU2022 (第25回 画像の認識・理解シンポジウム) にゴールドスポンサーとして参加することになりましたので、本ブログにて報告いたします!

展示ブースも設置するので、参加される方はぜひお立ち寄りください!

開催概要

画像の認識・理解シンポジウム(MIRU)は、コンピュータビジョン、パターン認識およびその周辺技術に関する国内最大規模の会議で、研究者・技術者・次世代を担う学生などの多種多様な方々が参加されます。

新型コロナウイルス流行の影響で2020年、2021年はオンライン開催となりましたが、2022年はオンライン+現地(姫路)でのハイブリット開催だそうです!

スポンサー参加の背景

LayerXではOCRネイティブなプロダクトの開発をしています。法人支出管理SaaSとして非常に好評いただいている「バクラク請求書」や、今なら利用料半年間無料キャンペーン中の「バクラク経費精算」など4つのプロダクト群からなるバクラクシリーズの開発をしております。

これらの製品を通じてお客様に「圧倒的に使いやすいプロダクトを届け、ワクワクする働き方を」提供すべく、画像認識や自然言語処理、情報推薦といった技術を積極的に活用し、研究開発に取り組んでいます。

アカデミアやOSSコントリビューターの成果から恩恵を受けるだけでなく、コミュニティに貢献できればと思い、今回はゴールドスポンサーとして参加することになりました。

今後も LayerX の行動指針である「Bet Technology」と「徳」の観点から、アカデミアや技術コミュニティへの貢献を継続していきたいと考えています。

LayerXブースでは、弊社製品「バクラクシリーズ」においてどんな問題を解こうとしているか、技術的な課題、応用事例等について展示する予定です。また、LayerXからはAI-OCRチームのソフトウェアエンジニアや機械学習エンジニアが現地参加する予定です。参加者の皆様にお会いするのを楽しみにしております。ぜひお立ち寄りください!

Appendix

LayerXおよびバクラクで扱う問題

展示ブースにて詳しく解説いたしますが、本ブログでも簡単に紹介いたします。また、以下の記事もぜひご覧ください。

LayerXがML(機械学習)やデータを活用して解決したい課題|Shun Takagiwa|note

note.com

OCR

バクラクのOCRは、さまざまなレイアウトの文書を受け取り、製品ごとに必要な項目を読み取ってデータ化します。

例えば「バクラク請求書」では、主に請求書ファイルを入力とし、いつまでに、だれに、いくら、もし支払方法が銀行振込なら口座情報は何かといった情報を読み取って出力します。

かなり多様なレイアウトの請求書が入力され、文字認識を実行し、項目ラベルを推定するというのは結構難しい問題だったりします。

製品のUX向上

一般に機械学習の精度が100%となることはありません。精度を高めるべく日々取り組んでいますが、どうしても間違えた結果を返してしまうこともあります。そんな場合でもお客様の業務が煩雑にならないよう、体験・UXの向上に取り組んでいます。

例えば、OCRの読み取り結果に誤りがありお客様が修正するとき、情報推薦技術等を用いて他の入力候補を推薦するようにしています。これにより、キーボード入力を極力減らし、せめてマウス操作だけで完結するようしています。

これら以外にも様々な問題の解決に取り組んでいますが、LayerXでは次々と新製品をリリースしており、将来に渡って様々な問題に取り組んでいきます。

採用情報

LayerXでは画像認識に限らず、自然言語処理、情報推薦、データサイエンスなど様々な専門性をもった方々を大募集しております。解きたい課題が山積みです。

現場のエンジニアだけでなく、経営陣・CEOも本気でやりますと宣言しており、非常に取り組みやすい環境かと思います。

LayerX、ML(機械学習)を本気でやりますという話|福島良典 | LayerX|note

note.com

以下URLは中途採用の求人となっておりますが、学生インターン、新卒採用を希望する方もこちらからお申し込みください。

【SaaS事業】機械学習エンジニア / 株式会社LayerX

open.talentio.com

いきなり応募はちょっと…という方はこちらからカジュアル面談も受け付けております。ぜひお気軽にお申し込みください!

LayerXのAI-OCRについて話します!

meety.net